タクシー運転手のためのブログ ~15年間の経験をまとめた安全運転術~
こんにちは
このブログでは、運転に関して特に効果的なテクニックや考え方をご紹介します。タクシー運転手はもちろん、一般のドライバーの方にも役立つ内容です
安全運転のポイント
1.交差点では「スローイン・スローアウト」
交差点は「ゆっくり入って、ゆっくり出る」が鉄則です。
安全確認が出来ても必ずこの癖を認めましょう。
2. 安全確認は「動画」ではなく「写メを撮る感覚で」
安全確認をする際、じっくりと一箇所見続けるのではなく、パッパッと「写メを撮る」イメージで確認しましょう。
これは広い視野を入れて、状況を把握するための重要な技術です。
3.交差点に近づいたら「ハーフモード」を活用する
先の信号が青から赤に変わるかどうか、行くか止まるか迷ったこれをイメージします。
信号に近づいた時は、アクセルとブレーキを半分「5:5」を軽いイメージだといつでも止まるスピードに自然になります
。
これにより急加速や急ブレーキを使わない癖がつき、事故になりそうな時、
冷静に対応できます。
※「これは合わないな」と感じたらやめましょう。
4. 3点を意識したハンドル「小分け操作」
急ハンドルや急ブレーキを防ぐためには「ハンドルの右、左手」・「右足」の3点を軽く意識しましょう。
【ポイント】
特に急カーブでは、早めに少しずつハンドルを動かします。(急ハンドルの逆です)
車が曲がっていく感覚を感じながら、
ハンドル、右足の連動を感じながら運転すると、スムーズです。
5. 運転中の交通状況を「出来るだけ感情を入れず」に観察する
今見えている交通状況を「自動運転カメラ」のように、
「ただ淡々と目に映るだけ」という感じで。
6. 車や人を「ただの物」として見る
5とかぶりますが(歩行者・車)を出来るだけ「ただの物」として見ましょう。
【イメージ例】
歩行者→立っている棒が移動している
車→大きな棒が移動している
例、交差点の右折時、直進して来るバイクを「立っている棒が近づいてくる」とイメージそうすると、相手の速度や距離が判断しやすくなります。
この感覚は運転だけでなく、普段の通勤など日常生活でも役に立ちます。
それぞれスルー力がつきます。
7. 強引な割り込みなどで怒りを感じたときの対処法
怒りが湧いたとき、こう考えてみましょう。
「みっともないな〜はああならい様に気をつけよう」
不思議に怒りが消えていきます。
おわりに
このブログで紹介した内容は、私自身が長年の経験から色々と考えて、実践して効果があると感じたものだけを見つめてきたものです。
日常の運転に活かせれば幸いです。
※ 洞察までは出来るだけ通信量の少ない状況で少しずつ試してみてください。
タクシー運転手の為の接客術 心の持ち方など
も書いていけたらと思います。

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